アトピー性皮膚炎とは

乳児期、小児期、成人と皮膚の症状も変化します。
正しい保湿ケアが一番大切です。炎症を最小限に抑えられるよう、早めの治療が必要です。
生後2~3ヶ月から1歳頃まで
顔や頭、耳にジクジクとした湿疹が出てきます。
肘や足首などの関節部分に湿疹が生じたり、「耳切れ」と言って耳のつけ根がただれて切れてしまったりすることがあります。
2~10歳頃
手足の関節の内側や首、腋の下などにカサカサと乾燥した湿疹が出ます。
また、季節の影響としては、夏場は運動による汗などの刺激で痒くなり、冬場は空気の乾燥によって、かさつきや痒みが強くなります。
アトピー性皮膚炎の治療
アトピー性皮膚炎のお子様は、皮膚のバリア機能が低下しており、外部からの刺激が加わりやすい状態になっています。 そのため、治療の第一は保湿剤をしっかりと塗ってバリアを補ってあげるようにします。そうすることで、皮膚への刺激を減らすことができ、湿疹ができにくくなります。すでに湿疹化してしまっている部分は、速やかに炎症を抑えることが大切です。早めの正しい治療を行いましょう。